オーナー便 令和7年10月

オーナー便

秋風が心地よい季節となりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、建物の長寿命化を実現するための「設備面での取り組み」についてご紹介します。

建物の長寿命化に向けた取り組み【設備編 その1】

高齢者トラブル知らず。若年層向けリノベーションで安心経営

近年の賃貸市場では、「空室を埋めるだけの対策」から一歩進んで、将来を見据えた入居者層の 選定がますます重要になっています。

現在ご入居中の方,これからご入居する方が中年層でも、10年後には高齢者となり、介護・孤独死 ・事故物件化といった課題に直面する可能性が高まります

こうしたリスクを未然に防ぐために、20代〜40代の単身者・カップル層をメインターゲットとし た「若年層向けリノベーション」を、私たちはご提案しています。

若年層向けリノベーションのメリット

  • 事故物件化リスクの低減
  • 長期にわたる安定した家賃収入の確保
  • 長期的な資産価値の維持・向上

リノベーションでは、若年層に響く内装・設備・通信環境を整えることがポイントです。

特に重要な設備ポイント

インターネット無料

人気ランキング:単身者向け1位(10年連続)/ファミリー向け1位

高速インターネット対応

人気ランキング:単身者向け4位/ファミリー向け5位

  • 単身者向けでは10年連続
  • 若年層はTVは見ないがインターネットは利用する時代
  • 若年層の4割以上が1日2時間以上インターネットを利用
  • 在宅ワーク・動画配信・オンライン授業などで高速回線は必須

弊社募集部門からも「ネット未対応物件は内見に繋がらない」との報告がございます。
無料インターネット=最強の対策です

システムキッチンの導入

人気ランキング:単身者向け9位/ファミリー向け6位

  • お部屋探しの決定権は女性
  • 「料理のしやすさ」「清潔感」が選ばれる物件の鍵

キッチンの印象がお部屋全体の評価を左右します

今こそ、将来に備えたリノベーションを

物件の価値を次世代にも引き継いでいくためには、「今の入居者層」に合わせた戦略ではなく、
10年後を見据えた準備が欠かせません。

今後とも、皆さまの大切な資産の価値向上と、安定した賃貸経営のお手伝いができれば幸いです。

この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まるTOP10
全国賃貸住宅新聞社 2024年10月21日号 8面より

来月の「相模ダイワグループ短信Vol.22」では、今月ご紹介しきれなかった人気設備を
【設備編 その2】として取り上げます。

どうぞお楽しみに!

季節の変わり目、どうぞご自愛くださいませ。

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