風薫る5月、新緑が美しい季節となりました。
皆様方におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
年明けから始まるお部屋探しの繁忙期も一段落がつきました。
今回は賃貸市場の動向についてご説明をさせて頂きます。
弊社“空室率”の推移
空室率、空室数は年々減少しています。
- 2020年3月: 1.1%改善(2015年3月と比較)
- 2024年3月: 2.7%改善(2015年3月と比較)
- 2025年3月: 3.1%改善(2015年3月と比較)
考えられる理由
考えられる理由を下記に挙げてみました。
- 人口は減少しているが、世帯数は増加している
※1世帯の入居人員が減少したことにより、世帯数が増加する結果となった。 - 大都市圏のファミリータイプの賃貸集合住宅の供給が減少している
※建築費の高騰が要因と考えられる。 - 地方都市から大都市圏への人口の移動が続いている
- コロナ禍(2020年)以降、都市部から近隣の郊外へ人口の移動
※コロナ収束以降は単身者の都市部への人口回帰も進むが、ファミリー層はリモートワークの普及もあり、通勤利便性以上に良好な住環境を重視して郊外に留まる傾向が見られる。 - 分譲マンション、建売住宅の価格高騰により、賃貸住宅への需要が高まる
弊社での募集力強化の取り組み
- 支店の移転及び新規出店 (2013年橋本支店を駅徒歩3分の立地へ、2018年海老名支店を駅前に新規出店)
- 礼金0、家賃1カ月無料などの契約促進キャンペーンの充実
- 内見のオンライン予約システム導入
- オンライン内見、IT重説の導入
- 契約金のクレジット決済サービス導入
上記の理由により、当面の間は今後も空室率と空室数は低調に推移すると予想されます。
当社も引き続き、時代に合った募集並びに管理業務に努めてまいります。
結びとなりますが、連休疲れを残さないよう、くれぐれもお体を大切にしてください。